古管では珍しい割管能管。太巻きの姿通り、力感漲る濃密な響きが魅力の一管です。
メーカー/ブランド
長世作
モデル
銘 老龍(煤竹割管能管)
年代
1900年代
店頭参考価格(税込)
売却済み(SOLD)
サムネイルをクリックすると表示画像が切り替わります
取扱店舗からのメッセージ
概要
長世作(※)、煤竹八割能管。籐巻き。龍金頭入り。梨子地藤蒔絵の一閑張り笛筒(先割れ傷みあり)、黒漆塗り桐箱入り。明治期から大正期の製作品と思われます。
状態
能管笛師による頭鉛錘のガタ取りと唄口のロウ入れ直し調整、腹部の小割れ修正(漆留め)済み。
特長
百年近くは経過している古管の部類ですが、昭和以前はまだ数少なかった割管です。通常は八割が多く、たまに十六割りも存在しますが、入荷品は珍しい十二割で成形されています。
良く吹きこまれ熟れてきたことにより、割管に乏しいと云われている深みや柔軟性も備わっており、割管らしい張りの良い鳴りと共に表現力の豊かな逸品となっています。
※長世という人物については不詳ですが、過去に同じ頭金に割管の能管を数本確認してます。それらには長世の署名はありませんでしたが、おそらく同じ作者と思われます。端正で精緻な造りではありませんが、荒々しい熱と気迫を帯びた笛を製作する優れた笛師だったことが残された笛から伺い知ることができます。
☆能管の楽器解説
☆能管の取り扱い方・音色の解説ページ
☆能管についてのお問い合せ☆
和楽器百人堂
お問い合せ直通電話 03-5386-4566
お問い合わせ直通メールwagaku@tcgakki.com
お店の場所 JR山手線、新大久保駅改札から徒歩2分
東京都 新宿区 百人町1-11-29 ARSビル1F
営業時間 11時〜20時(毎週水曜定休)
[店舗用:40427]
A(年代相応)
/tc066134